3歳児の反抗期

子育て

我が家の息子は3歳になりました。3歳前後からしばしば「やだ」と言うようになりました。そんな日もあるかと気にしていなかったのですが、「やだ」がかなり続くようになり、「やだ」と聞くことさえも嫌になる程でした。せっかく2歳のイヤイヤ期がひと段落した矢先のことだったので、「またなの?!」とげっそりした気分になりました。今回、3歳の反抗期における対処法についてまとめてみました。

3歳児の反抗期とは・・・

男の子も女の子も「魔の3歳児」と言われるイヤイヤや癇癪、反抗を見せることがあります。

幼児期には第一次反抗期と呼ばれる”自我の芽生え”の時期があります。一般的には2歳前後~と言われますが個人差があり、1歳半ごろ始まる場合もあれば、3歳になって始まる場合など子どもによって異なるようです。

2歳児のイヤイヤ期とは異なり、知恵がついてきて言葉に言葉で返してきたり、頑固に自分の気持ちを突き通すような行動が見られます。

2歳児の時は、なだめたり、何かで気を引かせてどうにか誤魔化し対応できていましたが、3歳児はなかなか手強いようです。早く始まった子は4歳までに落ち着くことが多いようですが、子どもによって異なり、就学前に落ち着く子がほとんどとされるようです。

我が家のイヤイヤ期例

2歳児のイヤイヤ期は、「これやりたい!」やらせてもらえない時に、この世の終わりかと思うほど大泣きしていました。例えば、「鍵を自分で開けたい」「エレベーターのボタンを押したい」「電車の改札でSuicaを使いたい」など。このような自分でさせてあげられるようなことは、やらせてあげていました。

自分でやって、できると達成感がありとても嬉しそうにしていました。

らといってできない、と言うことを認識するようになりました。

モンテッソーリの本を読むと肯定し、受け入れてあげることが重要とのことです。

ただ、「受け入れてあげること」と、「全てやらせてあげる、つまり甘やかせること」は違うと感じています。肯定してあげることが、甘やかしになってしまうのかどうか、疑問と不安に感じていました。そんな時、インスタグラムで発見したモンテッソーリ教師のあきえさんのYouTube動画が大変参考になりました。やはり、泣き止ませる為にやってはいけないことに対しても子どもにやらせてしまうことは、甘やかせになるので、やってはいけないこととやって良いことの一線をはっきりさせることは重要なようです。

例えば、お菓子を買って欲しいと駄々をこねて大泣きするので、最初はだめと言っていたので、親が折れてしまい買ってしまう、など。子どもは、泣けば親はしてくれると思うようです。

実際、スーパーや電車内など人が大勢いるところで大泣きや癇癪をされてしまうと、すぐにでも止めたくなり、泣き止ませるためにと子どもの要求を飲んでしまいたくなるシーンは多くありますよね。

我が家でも、「公園でずっと遊びたい」「売り物やお菓子を買いたい」など、子どもの要求を聞いてあげられない場合、大泣きしてもできないことはできないと伝えていました。2歳になる前からそれは伝えていました。

「お家に帰って好きな果物食べようね」、「別の食材の○○が必要だから一緒に探してくれる?」と提案して気を引くようにしていました。子どもにとっては、大人が決めれて、なんで自分は決めれないの?と思うかと思うので、理由を伝えました。我が家ではお菓子は滅多に買わないので、お菓子の代わりに果物を買おう、など他の選択肢を与えられるようにしていました。

それでも、大泣きするときは、心を無にして(苦笑)大泣きさせていました。何でもやらせてあげたり、買ってあげるのは違うと思っている為です。スーパーなどで白い目で見られることは多々ありましたが、心の中で白目を向きながら(笑)必死に耐え、泣き止む(実際は泣き止まず泣き疲れて静かになるのを待つ)のを待っていました。ただ、これは時間と精神的な余裕がある時のみできることなので、もうどうしても疲れ果てている時などは、大泣きしている我が子を抱っこして撤収!でした。

うまくいく日もそうでない日もありましたが、この流れを繰り返すことで、泣いたからってやらせてもらえないんだ、と認識して、変なぐずりをすることは少なく、説明すると分かってくれることが多かったです。

イヤイヤ期の対処法

子どもの「やだ」が続くと正直、イライラしますよね。大人が時間的・精神的に余裕を持つことが重要ですが、中々難しいです。

肯定的に伝える

「〜しなさい。」と命令形で伝えてしまうと、反抗期の子どもは真っ先に「やだ」と主張してきます。依頼形で伝えたり、選択肢から選ばせてあげるのが良いようです。

我が家では、保育園に行く前に、パジャマから洋服に着替える時、必ず嫌がります。その時は、Tシャツやズボンを2種類ずつ用意し、「こっちとこっちどっちがいい?」と聞きます。「こっち!」と答えてくれて、自分で選んだことで納得し着てくれることが増えました。

子どもの声に耳を傾ける

子どもの目を見て聞いてあげることも大事です。「〜がやだ!」「テレビをもっと見たい!」と言った主張に対して、頭ごなしに「だめ!」と伝えるよりも、「〜をするのが嫌なんだね。」「テレビをもっと見たいんだね」と子どもの主張を繰り返し、クッションを置きます。そうすることで、子どもは、親が自分の話を聞いてくれたと少し落ち着きます。

ただ、自分に余裕がないと難しいですが、何でも子どもが言っていることを繰り返す習慣をつけると良いかもしれません。

距離を置く

親だからといって、一人の人間です。反抗的な態度をとられて穏やかな気持ちで対応することが難しいこともしばしば。そんな時は、一旦子どもから距離を置きましょう。(安全な場所で)

我が家では、テレビを消すタイミングで子どもに消させるようにしています。自分でテレビを消したにも関わらず、もっと見たいと凄い勢いで大泣きしている子どもに対して、何度も言っても泣き続けるので怒りがふつふつと沸き上がってくることがあります。

そんな時は、「テレビは夕飯前に消す約束だよね。テレビを見たいのはわかるけど、ママはこれ以上、大きな声で泣いているのを聞けないから、隣の部屋で休むことにする。泣き終わって、落ち着いたら教えてね。」と伝え、別部屋に移動します。

しばらくすると、涙を拭いながらやってきて、「泣くのやめた〜(泣き顔)」と伝えにきてくれます。その後、ハグして「じゃあ夕飯食べようね。」と切り替えるようにしています。実際、色々な反抗が重なって自分の気持ちが切り替わらない時も多々あります(汗)。ただ、子どもの性格にもよるかと思いますが、男の子だからか、切り替わりが半端ないので、逆に驚きます。子どもって凄い。

まとめ

「魔の3歳児」と言われる子どもの反抗期。我が家で実際にやった対処法で効果的だった例をいくつか紹介させていただきました。2歳のイヤイヤ期で落ち着くとばかり思っていた新米ママの私には3歳児の反抗期はやや衝撃案件でした。成長の過程とは言え、「やだやだ」ばかり言われると、こっちまで嫌になってしまうのが正直なところ。ママがイライラするのが子どもに影響を一番に与えてしまうと分かっていても、こちらも一人の人間なので自分自身を落ち着かせる工夫が必要だなと日々感じています。まだまだ子育てはこれから。頑張り過ぎないで気を抜いて楽しみながらできたら良いなと思っています。

1児の男の子の新米ママです。フルタイムワークをしつつ家事育児に奮闘しています。自分の人生経験をもとに色んな情報を発信していきます。

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