胎児スクリーニングテストとは
2Dエコで身体特徴を計測し、身体的疾患がないか調べるテストです。
心臓のお部屋がきちんと分かれているか、肺、頭部内、消化器(胃・十二指腸・腸管等)、尿路、生殖器、骨格に問題がないか、口唇裂はないか、胎盤、へその緒等々、それ以外にも実に多数の項目について、胎児超音波に研鑽を積んだ超音波検査師が時間をかけてスクリーニングを行い、長年の経験を積んだ産婦人科専門医が診断を行います。
https://www.matono-womens.com/treatment/fetus/2d
通常の妊婦健診と胎児スクリーニングテストの違いは?
通常の妊婦健診は、主に2Dの機能によって、赤ちゃんの発育や羊水量を計測しますが、胎児の異常を把握するための検査で身体の部位ごとに確認してもらいます。
普段の妊婦健診は、頭の大きさ、腹部の長さ、羊水量を計測する検査なので、早ければ5分で終わってしまうこともしばしば。
胎児スクリーニングは、15分から20分ほど全身の部位ごとに問題がないか確認してもらいます。
胎児スクリーニングテストの感想
胎児スクリーニング専任の先生がいらっしゃいました。
まず、「特別気にして診てほしいことなどありますか?」と聞かれました。
すぐに思いつかなかったので、「特にありません」と返答しましたが、
「妊婦さんの友達の子どもが、”口唇裂なので調べてもらいたい”と言うお声があったりするので聞いたんですよ」と説明してくれました。
頭から、つま先まで部位ごとに2Dで確認しながら進んでいきました。
- 羊水量が正常かどうか
- 胎盤は背中側にあり、臍の緒の流れに詰まりがないか
- 赤ちゃんが貧血傾向にないか(お母さんが貧血でなくても赤ちゃんが貧血になることもあるそうです)
- 頭の前頭部・後頭部に隙間がないか
- 心臓の心拍に問題がなく4つの部屋がしっかり機能しているか
- 膵臓がちゃんとあるか
- 背骨が正常に並んでいるか
- 手足があるか
- 顔を見る際に、鼻と口の間も確認いただき口唇裂はなさそうとのことでした
- 性別(今回、家族で妊婦健診の際に知りたかったので聞きませんでした)
全ての数値が基準値内であることを確認しながら、各部位の確認が進んでいきました。
特に、心臓は4つの部屋をそれぞれ写真で撮り、それぞれの心拍を確認していました。
最後に、赤ちゃんのお顔を見せてくれようとしたのですが、赤ちゃんは顔を手で隠していて、かつ、胎盤に顔を埋めていたので、見えずらく・・・
そこで、先生が「お腹少しゆさゆさしても良いですか?」と
はいと答えると、「お顔見せてくれ〜」と言いながらお腹をゆさゆさ揺らして、そのせいか少しだけお顔を見ることができました。
まとめ
通常の妊婦健診よりも細かく検査してもらうことができました。この胎児スクリーニング検査は、必須ではないので受けなくても問題ないそうです。
たまたま、スクリーニングテストを実施している産婦人科だったので、今回第二子にして初めて行ってみました。第一子の時は、行いませんでした。
何より元気そうでホッとしました。早く元気な姿な赤ちゃんに会いたいです!
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